紫外線予防が騒がれている昨今ですが、
すべて遮る事が正解なのでしょうか?
実は私たち人間は、紫外線を浴びる事によって、
食事以外からでもビタミンDを体内で生成する仕組みがあります。
ビタミンDは腸がカルシウムを吸収するのを助ける働きがあり、
その効果は吸収するのを2倍〜5倍へと増加させてくれます。
2倍〜5倍なので結構な効果ですね。
ビタミンDが不足することによって、体内でのカルシウムの吸収率が落ち、
カルシウム不足に陥る可能性があります。
カルシウムと聞くと、骨や歯などが真っ先に頭に浮かびますが、
実はカルシウムは1%が血液中にあり、それは常にそのバランスを保つようになっています。
そんな血液中のカルシウムは、血液と共に身体全体に供給され、
出血を止めてくれたり、神経のバランスを保ってくれたり、
筋肉の動きを助けたりと、人間の身体の活動に幅広く関わっています。
カルシウムが不足すると上記のような働きが悪く他、
不足したカルシウムは骨などから吸収するようになっている為、
骨が折れやすくなったり、曲がりやすくなったりします。